“爆買い”日本人からクレーム続出 優遇し過ぎ、食べ散らかし、トイレ汚し… (7/8ページ)

2016.2.21 18:06

お菓子などを購入した買い物袋を集めて休憩し、道頓堀の街並みを記念撮影する団体客=2月8日、大阪市中央区

お菓子などを購入した買い物袋を集めて休憩し、道頓堀の街並みを記念撮影する団体客=2月8日、大阪市中央区【拡大】

  • 春節に伴う大型休暇中、夜間も中国人観光客らでにぎわったミナミの道頓堀=大阪市中央区
  • 中国人客向けの土産店「日本精品館RANK-IN」も化粧品の福袋を用意。好調な売れ行きだった=2月8日、大阪市中央区
  • 街歩きに疲れたのか、眠ってしまった子供を荷物の上に寝かせてドラッグストアに入店していた=2月8日、大阪市中央区
  • 中国人観光客らでにぎわったドラッグストア。春節の張り紙が掲げられていた=2月8日、大阪市中央区

 難波センター街商店街の幹部は「日本人客は今、お金をつかってくれない。商売はどこかで割り切らなければならず、次第に中国人客に目を向けるようになった。商店街は爆買い客で生き返った」と話す。

 「まるで外国みたい」

 一方、爆買い客をターゲットにしたサービスや姿勢については、外国人客優遇として不快感を示す日本人客も増えている。

 戎橋筋商店街のたばこ店を訪れた男性客の一人は「中国人客はたばこ1個を購入するのにも、店員を取り囲んで大騒ぎしているので買い物がしにくい」。同商店街で買い物をしていた70代の女性客も「(ミナミには)何十年も来ているが、中国人向けの店ばかりになって行きたい店がなくてさみしい。外国みたいになっている」とこぼした。

 道頓堀近くの老舗洋食店を訪れた夫婦は「『外国のお客さんで埋まっているから』と入店を断られた。長年来ているのにこんなこと初めてだ」と憤っていた。

「中国人向けの百貨店になったらいかがですか、といったクレームが後を絶たない」

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