イクジイによる「孫育て」、自治体の支援拡大 世代間交流で地域活性化 (3/4ページ)

2015.11.8 17:05

「孫育て講座」では離乳食の与え方や生活習慣など子育てに関する世代間ギャップを埋める=千葉市稲毛区

「孫育て講座」では離乳食の与え方や生活習慣など子育てに関する世代間ギャップを埋める=千葉市稲毛区【拡大】

  • 3世代が参加する「孫育て講座」。地域の交流にもつながる=堺市堺区

 10月末までの利用者は17人。「息抜きができてよかった」などの声が寄せられているという。同市子育て支援室は「孫育てをしている方たちにも何らかの支援が必要。自分の親に保育を頼んでいる子供が申し込んでプレゼントするケースもあった」と話す。

 一方、岡山県は今年度から従業員に「孫育て休暇」を取得させた企業に奨励金を支給する制度を開始した。就業規則などで「孫育て休暇」を定める県内の事業所(従業員300人以下)で、従業員が1日以上の休暇をとった場合、5万円を支給する。これまでに製造業やIT企業など5社から申し込みがあった。

 同県子ども未来課の田中信雄主任は「定年延長で65歳まで働く人が増え、孫がいる人も多い。特に子供世帯が共働きの場合、祖父母が一肌脱いで育児を手伝っているようだ」と話す。

元気で時間的に余裕のあるシニアが増加

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。