■長寿日本一の長野県 菌類の摂取多い
調査会社のネオマーケティング(東京都渋谷区)が今年5月、全国の20歳以上の男女3200人を対象に実施した調査で、平成22年の厚生労働省「都道府県別生命表」で平均寿命全国1位の長野県が他都道府県に比べ、きのこなど菌類の摂取が多いことが分かった。
調査によると、きのこを1日に1回以上食べている割合は20%で、他の都道府県の平均11.7%を大きく上回った。納豆やチーズを1日1回以上食べる人の割合も高く、「菌活」が自然と定着しているようだ。同県は「菌類を子供の頃から摂取する」と回答した人も70.1%に上り、全体の55.5%を大きく上回った。