【スポーツi.】懸念される五輪至上主義の風潮 ゴルフ松山とテニス錦織…分かれた判断 (1/5ページ)

2016.8.11 22:00

男子ゴルフの今季メジャー最終戦「全米プロ」最終ラウンド、13番でティーショットを曲げ、悔しがる松山英樹=7月31日、米ニュージャージー州のバルタスロールGC(共同)
男子ゴルフの今季メジャー最終戦「全米プロ」最終ラウンド、13番でティーショットを曲げ、悔しがる松山英樹=7月31日、米ニュージャージー州のバルタスロールGC(共同)【拡大】

  • テニス男子の錦織圭選手

 リオデジャネイロ五輪は中盤を迎え、1904年のセントルイス大会以来、112年ぶりに復活したゴルフが11日から始まるものの、男子は有力選手の出場辞退で飛車角落ちとの声が聞かれる。

 ジェイソン・デイ(豪州)、ダスティン・ジョンソン(米国)、ジョーダン・スピース(同)、ローリー・マキロイ(英国)のトップ4が中南米で感染が広がるジカ熱や治安上の不安を理由にリオ行きのチケットをキャンセルした。

 全米プロ選手権で4位に入るなど世界の強豪と熾烈な戦いを繰り広げている日本の第一人者、松山英樹もその一人。過去、虫刺されでプレーに大きな影響を受けた苦い経験をしていることもあって、五輪代表回避を表明した。

 現実的判断で辞退

 この選択に対して「本当にジカ熱が理由なのか」「メダル獲得のチャンスを自ら放棄するとは」との見方がある。

 松山は毎週のように大会に出場して、しのぎを削っている。厳しい日程に五輪を折り込めば、さらなる負担がかかるので辞退するというのは現実的な判断である。

ツアー観戦を楽しみにしているファン、心身ともにケアしてくれるスタッフのためにも…

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。