リオデジャネイロ五輪第6日の10日、体操男子個人総合で内村航平(コナミスポーツクラブ)が金メダルを獲得。44年ぶりとなる個人総合での2連覇を果たすとともに、団体総合と個人総合の2冠を達成した。
柔道男子90キロ級ではベイカー茉秋(ましゅう)=東海大=が金メダルを獲得、柔道女子70キロ級でも田知本遥(ALSOK)が金メダルに輝き、男女ダブルで世界の頂点に立った。
今大会で日本が獲得した金メダルは6個となった。
9日に強豪ニュージーランドを破る大金星を挙げたラグビー7人制男子の日本は1次リーグC組最終戦でケニアを31-7で破り、決勝トーナメント進出を決めると、準々決勝でフランスに12-7で勝ち、ベスト4に進んだ。
卓球女子シングルスでは、福原愛(ANA)が準決勝で、前回ロンドン五輪女王の李暁霞(中国)に挑むも敗退。福原は10日夜の3位決定戦で、石川佳純(全農)を破ったキム・ソンイ(北朝鮮)と対戦したが、1-4で敗れ、メダルはならなかった。
1次リーグを1分け1敗で最終戦を迎えたサッカー男子の日本はスウェーデンに1-0で勝利した。しかし、同じ組のコロンビアがナイジェリアに勝利してグループ2位となったため、グループ3位となり、決勝トーナメント進出はならなかった。(五輪速報班)