【リオ五輪】カヌー・羽根田と柔道・永瀬が「銅」 カヌーでのメダルは初 卓球・福原は準決勝へ

  • 卓球女子シングルス準々決勝でシンガポール選手と対戦した福原愛=9日、リオ中央体育館(桐山弘太撮影)

 リオデジャネイロ五輪第5日の9日、カヌー・スラローム男子カナディアンシングルで、羽根田卓也(ミキハウス)が97・44点で銅メダルに輝いた。カヌー競技で日本人がメダルを獲得するのは初めて。

 今大会すでに金メダル1個、銅メダル5個を獲得している柔道では、男子81キロ級の永瀬貴規(旭化成)が銅メダルを獲得。今大会の日本のメダル数は12個となった。

 卓球では、福原愛(ANA)が準々決勝でストレート勝ちし、自身初となるベスト4進出を決めた。10日の準決勝では、メダルをかけてロンドン五輪の金メダリスト、李暁霞(中国)と対戦する。

 9日から始まったラグビー7人制男子。1次リーグC組の日本は初戦で、ラグビー伝統国の強豪、ニュージーランドを14-12で破る大金星を挙げた。続く英国戦でも健闘を見せたが、19-21で惜敗した。

 競泳では、男子800メートルリレーで、萩野公介(東洋大)江原騎士(自衛隊)小堀勇気(ミズノ)松田丈志(セガサミー)の日本は7分7秒68を記録し、全体5位で決勝に進出。9日夜の決勝で、1964年の東京五輪以来52年ぶりのメダル獲得を目指す。(五輪速報班)