リオデジャネイロ五輪の卓球女子シングルスで、3位決定戦で敗れてメダルを逃した福原愛(ANA)は、涙ぐみながら観客の応援に感謝し、「メダルとしての恩返しはできなかったが、団体戦に気持ちを切り替えてがんばる」と誓った。試合後の一問一答は以下の通り。
--3位決定戦を終え、どのような気持ちか
「初めて対戦した選手だったんですけれども、もう少し自分の戦術の変換を早くできたらよかったかな、と思っています」
--五輪初出場から12年。けがを乗り越え、過去最高のベスト4だ
「良い試合も悪い試合も今までずっとありましたが、(今回の)シングルスにおいては、ほとんどの試合がとても良い試合だったなと思えている。引き続き団体戦があるので気持ちを切り替え、チーム一丸となって、みんなでメダルを取りに行きたいと思います」
--日本はもちろん、ブラジルの観客からも声援があった
「たくさんの皆さんが応援してくださって…(涙で声が詰まる)。はい…。メダルとしての恩返しはできなかったんですけれども、団体戦があるので気持ちを切り替えてがんばります」