リオデジャネイロ五輪は大会第5日の9日、五輪水泳競技場で競泳男子800メートルリレー決勝を行い、萩野公介(東洋大)江原騎士(自衛隊)小堀勇気(ミズノ)松田丈志(セガサミー)の日本は7分3秒50を記録し、銅メダルを獲得した。
800メートルリレーで日本がメダルを獲得するのは、1964年東京五輪で銅メダルを獲得して以来52年ぶり。
日本は第1泳者の萩野が2位で第2泳者の江原につなぎ、江原も3位を維持。第3泳者の小堀は2位に順位を上げて、最終泳者の松田もしぶとい泳ぎで3位でゴールインした。(五輪速報班)
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萩野公介のレース後の一問一答は以下の通り。
--前半から積極的にいってぺースを作りましたね
「もう、あの昨日みたいな失敗は絶対に許されないと思ったので、後ろ残り3人がすごい心強くて、でも上手くバトンを渡せたと思います」
--自らの日本記録にも迫るタイムでしたね
「ベスト更新したかったですけどね、でも今の現段階ではできる限りの事はしたと思います」(五輪速報班)
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日本の最終泳者、32歳の松田丈志(セガサミー)のレース直後のインタビューは以下の通り。
--最後よく粘った
「そうですね。まぁホントいい位置で引き継いでくれたんで、何とかメダルは絶対取りたいと思って泳ぎました」
--この種目、52年ぶりのメダルだが
「そうですね。このメダルをきっかけに、この若い選手たちがさらに日本の自由形を強くしてくれることを願っています」(五輪速報班)