リオデジャネイロ五輪は4日、開幕に先立ち、アマゾニア・アリーナでサッカー男子1次リーグB組を行い、日本はのFW浅野琢磨(アーセナル)のゴールなどで4点を上げたが、ナイジェリアの猛攻に失点を重ね、4-5で敗れて黒星スタートとなった。
1968年のメキシコ五輪以来、48年ぶりのメダル獲得を目指す日本の初戦は激しい点の取り合いとなった。
前半7分にナイジェリアに先制されるが、日本は直後の前半9分、FW興梠慎三(浦和)がPKを決めて同点。前半11分にナイジェリアが再び勝ち越すと、日本は前半13分、スルーパスを受けた南野拓実(ザルツブルク)のゴールで再び追いつくも、ナイジェリアのMFエテボが日本DFのクリアボールをたたき込み、2-3で前半を終えた。
後半に入ってもボール支配率で勝るナイジェリアの優勢は続き、後半6分にエテボにPKを決められ、後半21分にはエテボにこの試合4点目となるゴールを許した。
日本は後半から出場の浅野が左足ヒールで流し込み、ロスタイムにもFW鈴木武蔵(新潟)がゴールを決め、1点差まで詰め寄ったが及ばなかった。
日本は7日にコロンビア、10日にスウェーデンと対戦し、1次リーグ突破を目指す。