調査では、女性の70%以上が購入時には値下げを望み、くじ引きなどに関心があると答えたのは10%未満だったことから、キャンペーンよりも値下げの方がアピールには効果的であることがわかった。
女性は、運転に自信がなくてAT(オートマチック)車を選択する人が多い。また環境に配慮した小排気量モデルやパワーステアリング搭載、室内空間が広いタイプに人気が集まる。
一方、メーカー側も女性の目線で製品開発を行うようになった。例えば、温度調節が可能なシートや使いやすいナビゲーションシステム、自動駐車装置といった、実用性と快適さを兼ね備えたモデルが女性の心をつかんでいる。
今回の調査結果から、女性ユーザーは男性よりも安全性、品質、価格、快適さを重視していることがわかった。女性ユーザーを熟知し、ニーズをつかむことが今後のメーカーの販売戦略の重要な鍵となるだろう。(中国消費者報=中国新聞社)