トヨタ自動車は11日、今月20~29日に開催される「北京モーターショー」に、今年半ば発売予定の高級車ブランド「レクサス」の小型スポーツ用多目的車(SUV)2車種を出展すると発表した。
新開発の排気量2000ccのターボエンジンを搭載した「NX200t」と、同2500ccのハイブリッド車(HV)「NX300h」で、昨年11月開催の東京モーターショーなどで公開した試作車を進化させた量産モデル。量産型の公開は世界初という。
タイヤの存在を強調したことでSUVの力強さを表した。L字型に発光するヘッドランプを採用し個性も前面に打ち出した。
現在、SUVは先進国のみならず、新興国でも人気を集める。各社が小型SUVの販売を強化しており、トヨタは開発を急いだ。