フェラーリ・ジャパンは17日、都内有数の日本庭園を持つ結婚式場などで知られる八芳園(東京都港区)で、カリフォルニア・モデルの最新型「カリフォルニア T」を日本で初めて公開した。優雅なデザインやスポーツ性能など、フェラーリならではの魅力をアピールし、「おそらく、今年で最も人気を博すだろう」と自信を示した。
新型モデルの最大の特徴は、新開発のターボエンジンだ。従来モデルは、V型8気筒4.3リッターの自然吸気エンジンを搭載していたが、新型ではV型8気筒3.9リッターの直噴ツインターボエンジン(最高出力412kW、最大トルク755Nm)を採用した。ターボエンジンを搭載するフェラーリは「F40」以来となる。静止状態から3.6秒で時速100キロに到達できるほか、燃料消費量は従来型よりも15%改善した。