売れる、売れないはさておき、アップルウオッチは過去のアップル製品とは異なる意味で話題をさらっている。
そのひとつがウエアラブル(装着)型端末では後発組となることだ。デジタル音楽プレーヤー「iPod」やiPhone、iPadなどアップルは、常に世の中に存在しない革新的な商品を生み出し、新しい市場を創造してきた。
サムスン、ソニーの後発で勝てるか…
これに対し、アップルウオッチは、アップルが作る腕時計型端末として脚光を浴びるものの、すでにソニー、韓国サムスン電子などが同様の商品を発売済み。アップルは後発で、実機を手にしたメディア関係者の1人は「質感は良い。また発色が抑え気味でそれが独自性につながっている」と話す一方、「新しさを感じない」と漏らしており、過去のアップル製品とは異なるスタートとなる。
確かに機能、外観などを見ただけの個人的な感想を述べさせてもらえば、サムスン、ソニー製品を凌駕する圧倒的な独自性は感じられない。