VAIO、課題は親離れ ソニー時代のライバルと協業、早期黒字化目指す (1/3ページ)

2015.2.17 06:34

VAIOが5月に発売するノート型パソコン「VAIOZ」を手にもつ関取高行社長=16日、東京都渋谷区

VAIOが5月に発売するノート型パソコン「VAIOZ」を手にもつ関取高行社長=16日、東京都渋谷区【拡大】

 VAIO(長野県安曇野市)は16日、ソニーから独立してから初めて独自開発したノート型パソコン(PC)の新製品発表会を開催した。新製品「VAIO Z」は同社独自の技術や機能を搭載した高付加価値モデルで、汎用(はんよう)品と一線を画した。汎用化が進むPC市場であくまで独創性のある製品づくりにこだわり、早期の黒字化を目指す。

 「Zはゼロの意味で始まりの意志」。同日の新製品発表会で新生VAIOへの思いを語ったのは伊藤好文・商品プロデューサー。VAIO Zには顧客が本当に必要と思える要素を盛り込んだ。

 一つは圧倒的な処理能力だ。第5世代のインテルコアプロセッサーを搭載。高密度実装技術と放熱設計技術を組み合わせた「Zエンジン」を独自開発し、処理速度を従来品より高めた。

もう一つが15.5時間という長時間バッテリー駆動

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。