NTTドコモの加藤薫社長は17日、フジサンケイビジネスアイのインタビューに応じ、NTT東西地域会社が卸販売する光サービスを活用して3月1日から提供する「ドコモ光」について、スマートフォンの映像配信サービスをそのまま家庭のテレビで楽しんだり、家電との連携など生活全般をカバーするワンストップのサービスを軸に展開する方針を明らかにした。
ドコモは、スマホ向けに配信する映像などをテレビで簡単に視聴できる専用アダプターを4月に発売する予定。コンテンツ数が10万点の「dビデオ」や2万点の「dアニメストア」などをテレビやタブレット端末で楽しむことができる。
加藤社長は「顧客に寄り添い、生活全体をサポートする会社になる」と述べ、単なる通信事業会社から生活全般を支援する「スマートライフパートナー」への転換を目指す考えを強調。実現に向け、生活関連企業との協業を推進する構えだ。