そのアイフォーンの強さについて、証券アナリストは「徹底したマーケティング戦略とブランド力が大きい」と分析する。機能についても「初代と比べ、処理能力、カメラ、解像度など毎年着実に進化している」(同アナリスト)。さらに音声認識や指紋認識、決済機能など付加サービスも毎年充実させているのが、アイフォーンの強さだ。
また、毎年のペースで新機種が発売され、「次はどういう機能が良くなり、どんな進化をとげているのか、ユーザーにワクワク感を与えているのもアイフォーンの大きな魅力だ」(国内携帯電話関係者)。
まもなく発表される新機種も、どんな機能が加わるのか、注目されるところだ。関係者によれば、ユーザーがスクリーンに軽くたたく動作としっかりと押す動きを区別する「フォースタッチ」と呼ばれる技術が搭載されているようだ。別の関係者は「処理速度が6よりも向上している」との声もある。
9代目となる新機種が、アイフォーンの歴史の中で、どのような位置付けとなるのか-。発表が早く待たれる。