KDDIは24日、全国の携帯電話販売店「auショップ」内のタブレット端末を使って電子マネーや現金で商品を注文できる新サービス「auウォレット・マーケット」を25日から提供すると発表した。個人情報の入力が不要で、クレジットカードを保有していない人やネットショッピングに不安を感じる人も安心してできるのが特徴だ。
注文できる商品は当初、食品や生活用品、ペット用品などKDDIが選んだ約400点弱。決済は、同社が携帯電話料金などでポイントとして付与されたり購入できる電子マネー「auウォレット」か窓口で現金、またはクレジットカードで支払う仕組み。au携帯電話契約者は住所などが自動的に表示されるため、配送先の入力は不要。
当初は東京・新宿、大阪市、名古屋市、福岡市の直営店4店舗で、12月までに全国約2500店舗に拡大する。