「フリーテル」ブランドでSIMフリーの携帯端末を製造販売するプラスワン・マーケティングは22日、米マイクロソフトが来月29日に発売する基本ソフト(OS)「ウィンドウズ10」を搭載したスマートフォン「KATANA(カタナ)」シリーズを2機種投入すると発表した。同OS搭載のSIMフリースマホ販売で国内初を目指す。主に業務用スマホとしてのニーズを掘り起こす。
価格は1万9800円と2万9800円。法人向けITサービスのダイワボウ情報システムと提携、セキュリティーなど周辺サービスも含めて売り込む。発売日は未定だが、「他メーカーに先がけ、最短で売り出す」(プラスワンの増田薫社長)という。
SIMフリー端末の新商品として、日本初の従来型携帯「シンプル」(5980円)を今夏、高性能スマホの「SAMURI(サムライ)」シリーズを近日投入する。SIMフリー市場の拡大に応じて「フルラインアップをそろえる」(同)方針で、海外31カ国へも販路を広げる。