音楽配信、国内メーカーも競争激化 大手の提携続々、ソニーは海外展開 (1/3ページ)

2015.6.10 06:32

 音楽の定額配信サービス市場が、国内外で拡大している。CDに加え、ダウンロードによる販売も低迷する中、音楽、IT業界は新たな収益源として期待している。

 エイベックス・デジタルとサイバーエージェントの共同出資会社は5月27日から、23社のレーベルが参加する定額音楽配信サービス「AWA(アワ)」の提供を開始した。

 洋楽、邦楽を合わせ国内最大規模のラインアップを誇り、2015年末までに約500万曲、16年末までに1000万曲の提供を見込む。

 サービス利用開始から3カ月間は無料で利用可能。それ以降は、月額360円と1080円(いずれも税込み)のプランを選べる。リスナーは、検索したアーティストの名前などをきっかけに、好みに応じて今まで知らなかった曲を紹介してもらえるなどのメリットがある。

 ソニー・ネットワークエンタテインメントインターナショナルも3月から、スポティファイと提携し、ゲームファン向けの音楽配信サービスを始めた。

LINE利用者を顧客に取り込めば、大きな商機に

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