ソフトバンクは19日、東京都内で株主総会を開いた。孫正義社長は経営方針の説明の中で、今後は世界を基盤に企業活動を進める「ソフトバンク2.0」へとフェーズを進化させることを宣言した。
総会で代表権のある副社長に選任された元グーグル幹部のニケシュ・アローラ氏を「私の後継者の筆頭候補」として改めて紹介し、自身とともに「2.0」の指揮官とする。
孫社長は今後の展開について、「300年伸び続ける企業にしたい。数世紀にわたって、情報革命で人々を幸せにし続ける企業にする」と話し、事業面ではクラウド&ビッグデータ、IOT(モノのインターネット)、AI(人工知能)、スマートロボットなどが中心になってくると説明した。
これまで話してきた「今後30年以内に時価総額を200兆円へと増やし、世界の企業のトップ10入りする」という長期構想については「何としても実現させる具体的な目標とする」と”修正”した。総会は2時間5分ほどで終了した。
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— SankeiBiz (@SankeiBiz_jp) 2015, 6月 19日