世界企業の「ソフトバンク2.0」に進化 株主総会で孫社長が宣言、アローラ新副社長と指揮

2015.6.19 12:18

株主総会で経営方針を説明する孫正義ソフトバンク社長(同社公式サイトの動画配信より)

株主総会で経営方針を説明する孫正義ソフトバンク社長(同社公式サイトの動画配信より)【拡大】

  • 株主総会で経営方針を説明する孫正義ソフトバンク社長(同社公式サイトの動画配信より)
  • 株主総会で代表権のある副社長就任が承認されたニケシュ・アローラ氏。総会の最後にあいさつした(同社公式サイトの動画配信より)
  • 孫正義ソフトバンク社長と「ソフトバンク2.0」を説明するイメージ図(同社公式サイトの動画配信より)

 ソフトバンクは19日、東京都内で株主総会を開いた。孫正義社長は経営方針の説明の中で、今後は世界を基盤に企業活動を進める「ソフトバンク2.0」へとフェーズを進化させることを宣言した。

 総会で代表権のある副社長に選任された元グーグル幹部のニケシュ・アローラ氏を「私の後継者の筆頭候補」として改めて紹介し、自身とともに「2.0」の指揮官とする。

 孫社長は今後の展開について、「300年伸び続ける企業にしたい。数世紀にわたって、情報革命で人々を幸せにし続ける企業にする」と話し、事業面ではクラウド&ビッグデータ、IOT(モノのインターネット)、AI(人工知能)、スマートロボットなどが中心になってくると説明した。

 これまで話してきた「今後30年以内に時価総額を200兆円へと増やし、世界の企業のトップ10入りする」という長期構想については「何としても実現させる具体的な目標とする」と”修正”した。総会は2時間5分ほどで終了した。

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