Microsoftは、顧客からネガティブにとらえられていた部分を強みに変えようとしているのかもしれない。7月29日から提供が始まったMicrosoftの新OS、Windows 10について平野拓也社長に聞いた。
「顔と名前が合わない平野でございます!」
29日午後、都内で開催されたWindows 10公開を祝うイベントで、平野氏は日米ハーフの面立ちをねたに来場者を笑わせた。その後もステージを駆け下りて大勢の人とハイタッチを交わすなど、明るさと若々しさを振りまいた。
平野氏はヨーロッパを中心に25カ国でマーケティングの責任者などを務め約1年前に帰国。今月1日に日本法人社長に就任した。それから1カ月も経たずに自らが「Microsoftの変革の象徴」と位置づけるWindows 10の公開を迎えることになった。
平野氏のハイテンションと、Windows 10でユーザーをわくわくさせたいMicrosoftの戦略は無関係ではないだろう。