5月31日、幕張メッセ(千葉市)でガンホー・オンライン・エンターテイメントのイベント「ガンホーフェスティバル2015」が開催された。
スマートフォンゲームの代表格「パズル&ドラゴンズ(パズドラ)」のタイムアタック用アプリを使った全国大会決勝が行われ、愛媛県の高校生・こうへい君が優勝。大歓声の中、惜しくも優勝を逃した小学生くらいの少年が瞳を潤ませていたのが印象的だった。
この大会は3年目。パズドラ旋風の勢いは増すばかりだが「モンスターストライク」(mixi)などのヒット作に追い上げられるなど、取り巻く環境は変わりつつある。フェスティバルに参加すると“代表格”からさらに進化しようとするパズドラとガンホーの狙いが見えてきた。
パズドラが協力プレイ採用へ
特徴的だったのがパズドラ自体の進化だ。プロデューサーの山本大介氏は2人のプレーヤーが協力する「マルチプレイ」を追加すると発表した。提供時期は未定だが、実現すれば東京と大阪にいる人同士が、1つのパズル画面を共有して交互にパネルを動かすような遊び方が可能となる。