一方、14年11月にカフェタイプの新業態店を神戸市にオープン。通常メニューに加え、コーヒーや紅茶、スイーツといったオリジナルメニューを充実させた。今後、立地条件を見ながら他地域での展開も視野に入れており、コンビニのいれたてコーヒー人気を取り込む狙いだ。
コンビニの店頭で100円から購入できるいれたてコーヒーは爆発的にヒット、コンビニの業績を牽引(けんいん)している。セブンイレブンは13年1月に投入。14年に入り、ファミリーマートとローソンも従来品を値下げする形で、相次いで100円コーヒーの提供を始めた。
セブンイレブンは、味わいを雑味のないものへと昨年10月にリニューアルしたことが消費者の支持を得て、3月から始まった14年度の累計販売が11月末で5億杯を突破。12月に年間販売目標を従来の6億杯から7億杯へ引き上げた。