コンビニの「外食市場」侵食止まらず チキン、コーヒー、ドーナツ…次々と投入 (2/7ページ)

2015.1.9 07:01

セブン-イレブン・ジャパンが投入するドーナツ(右)と、100円コーヒーの専用機械(左)

セブン-イレブン・ジャパンが投入するドーナツ(右)と、100円コーヒーの専用機械(左)【拡大】

 コンビニは2013年以降、新規需要開拓のため、それまで提供していたチキンの「本格化」「高級化」に着手。ファミリーマートは同年秋、スパイスやハーブなど11種類を使った「ファミマプレミアムチキン」(190円)を発売した。

 この大ヒットを受け、ローソンは「黄金チキン」(185円)を投入。セブンイレブンは、低カロリーの「揚げ鶏」(170円)が健康志向を背景に売れ筋となっている。

 対する日本KFCの「オリジナルチキン」は240円と少し割高。近藤社長は「(外国産が主力のコンビニと異なり)国産チキンを使い、油なども含めて素材にこだわっている」と品質の差を強調する。

 書き入れ時の14年クリスマス商戦も、銘柄鶏を使った「五穀味鶏プレミアムローストチキン」(5760円)など、上質感あるメニューで差別化戦略を展開。15年半ば以降には、ネットの予約販売受け付けを本格的に始め、顧客の利便性を高める。

100円からのコンビニコーヒーは爆発的にヒット

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