ファミマが12月に新しいハンバーグ弁当や牛めし発売 外食会社に挑戦

2014.11.25 18:54

 ファミリマートは25日、12月の年末商戦に発売する新商品を発表した。クリスマス定番のチキンやおせちだけでなく、素材や製法によりこだわったハンバーグ弁当なども投入。外食など他業態との競争が激しくなる中、ファミリーレストランや牛丼チェーンと「戦う」ラインナップとなっているという。

 12月16日に発売するのは「ハンバーグ弁当(デミグラスソース)」(税込み460円)。肉本来のうまみを出すため、赤身の比率が高い部位に限定して使用。両面を高温の鉄板で焼き上げ、スチームオーブンで仕上げた。同社によると、「ファミレスよりおいしいものを、という意図で開発した」という。

 2日に発売する「こだわり牛めし」(298円)も、モモに近い部位の牛バラ肉を使い、脂と赤身の肉のうまさの両方を味わえるようにした。「良質感で、牛丼チェーンと戦う」(担当者)としている。

 このほか、コンビニの強みとなっているカウンターコーヒーとの併買率が高いデニッシュ生地の商品として、バター風味を豊かにしたパンを投入。おせちは、単身世帯の増加にあわせ、1人用サイズのオリジナル商品を初めて用意した。予約が必要で、店での引き渡しだと7500円となっている。

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