コンビニ出店計画で格差鮮明 好調セブン1600店新設、ファミマは下方修正 (1/4ページ)

2014.10.27 06:18

コンビニ各社の出店にも差が出てきた。写真は都内のファミリーマート

コンビニ各社の出店にも差が出てきた。写真は都内のファミリーマート【拡大】

 消費税増税後の販売回復にもたつく中、国内コンビニエンスストア大手の出店計画に違いが生じてきた。2015年2月期は、最大手セブン-イレブン・ジャパンが計画通り、1600店舗を新設する見込みに対し、ファミリーマートは店舗の不採算化を避けるため計画を下方修正。ミニストップは初めて総店舗数を減らす。店舗拡大を通じたコンビニの成長戦略は転換点を迎えている。

 「採算性を重視し、通期の出店計画を1600から1300に修正した」。今月8日に開いた14年8月中間決算の会見で、ファミリーマートの中山勇社長はこう話した。

 同社の中間決算は、増税後のたばこ販売の落ち込みなどで営業減益を余儀なくされた。店舗の開発費用も「敷金の上昇などでかさむようになっている」という。「コンビニ事業はまだ成長できる」との見方から積極出店の姿勢は変えないが、本部経費のカットなどを進めながら出店審査を厳しくする。

閉店数が増えるミニストップ、強みを生かすセブン

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。