雪印メグミルクが9月23日から東日本地区で発売した牛乳「雪ミルク」が大手量販店、コンビニエンスストアに早期に定着する勢いとなっている。
「雪ミルク」は、同社が新開発した「シルキーミルク製法」により実現したもので、同製法は、生乳を脱脂乳とクリームに分離し、脱脂乳はフィルター除菌、クリームは130度、2秒間の超高温瞬間殺菌を行い、これらを再び混合したうえで、タンパク質変性による加熱臭が少ない殺菌方法であるパスチャライズド殺菌を行っている。
この製法を採用することで、加熱臭が少なく、さらさらとした飲み口とふわっと香る牛乳に仕上がる。さらに一般のパスチャライズド殺菌の牛乳の賞味期間が5~7日程度であるのに対し、チルド流通(要冷蔵10度以下)で15日間の賞味期間が可能となった。
容量は、2人以下の世帯に合わせて中容量の700ミリリットルにし、容器は、生乳100%では日本で初めてのテトラ・トップ容器を採用し、開けやすく再封できるものにした。
「中身、容器、賞味期間とも従来の牛乳イメージを一新する商品として、総力を挙げて取り組み、雪印を代表する商品の願いを込めてネーミングに“雪”をつけた」(雪印メグミルク)
「雪ミルク」700ミリリットルの希望小売価格は259円。