発表した新製品も、インバウンドを意識した改良を加えている。
たとえば、外用消炎鎮痛剤「アンメルツNEO」。もともとアンメルツは、服からはみ出すと見えてしまう貼り薬と違って塗るタイプ。「塗りやすい」として12の神薬に選ばれた。
新製品のNEOは、血行促進成分で効果を高めているだけでなく、ボトルの本体を長くしたことで利用者の自分の手で背中にも塗れるよう改良した。中国で好評となった「塗りやすさ」に磨きをかけた格好だ。
今後も商品拡充
さらに小林製薬が発表した15の新製品には、神薬を応用したものが並んだ。
中国の大手ポータルサイトで「日本に行ったら買うべき」と紹介された後、売り上げが5倍以上に伸びた液体絆創膏「サカムケア」は、はけを改良し、厚塗りを可能にした「サカムケア靴ずれ傷ガード」として追加する。