「ボウリング」団塊世代に人気再び 健康維持、仲間づくり…そして安価 (3/4ページ)

2015.10.11 17:06

週3回はプレーを楽しむというシニア層の女性=千葉県船橋市のストライカーズ西船ボウル(日野稚子撮影)

週3回はプレーを楽しむというシニア層の女性=千葉県船橋市のストライカーズ西船ボウル(日野稚子撮影)【拡大】

 危機感を強めたボウリング界が目を向けたのは、シニア層だった。潜在需要を掘り起こそうとシニア層向けに入門教室を開いたり、クラブを結成したりと工夫を重ねた。

 笹川スポーツ財団の調査によると、20歳以上の競技人口の推計は、平成16年が1667万人だったのに対し、26年には1038万人まで減った。そうした中、ボウリングを年1回以上プレーしたというシニア層(60歳以上)は16年の112万人から、26年は155万人にまで増加している。

 安くて手軽に

 「すごい!」

 ストライカーズ西船ボウルで開かれた教室の参加者らは、打ち解けた様子でプレーを楽しみ、ストライクが出ると歓声を上げていた。ボウリングは仲間づくりの“社交場”でもある。

フィットネスクラブやゴルフなど競合する娯楽も多いが…

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