馬場畑さんは「お乳をあげることで、私も子供から安心や幸せな気持ちなどをもらっている。授乳する時間は心の栄養を交換する時間でもある。誰も飲まなくなったらさみしいですね」。
ただ、授乳の終わりは育児の終わりではない。同団体リーダーで中学2年と小学4年の兄妹を母乳で育てた京都府京田辺市の中島千歌さん(44)は言う。
「いろいろな形がありますが、お母さんが子供と自分にとって良いと考えた時期や方法が最善だと思います。おっぱいを通して必要なことに応えてもらえるという安心感が土台にあれば、親と子の良い関係は続いていくのです」
=おわり(加納裕子が担当しました)