便秘増加…排便の大切さ、子供たちに うんち教室、絵本など続々 (1/4ページ)

2014.9.15 06:44

自分が選んだ食品にはどれだけ食物繊維が含まれているのか。食品サンプルを使って機器で計測する子供たち=大阪府箕面市の大阪青山大学

自分が選んだ食品にはどれだけ食物繊維が含まれているのか。食品サンプルを使って機器で計測する子供たち=大阪府箕面市の大阪青山大学【拡大】

  • 7月、日本科学未来館で行われた「親子うんち教室」=東京都江東区(NPO法人日本トイレ研究所提供)

 臭い、汚い、恥ずかしい…子供たちに敬遠されがちな「うんち」に今、注目が集まっている。うんちの働きを正しく知ろうと、夏休みには各地で「うんち教室」が開かれたり、東京都内では「うんち」を考える企画展が開催され10万人以上が訪れる人気となっている。うんちをめぐる新刊絵本の出版も。関係者は「トイレやうんちは大切なもの、という意識を子供たちにもってほしい」と期待している。(佐々木詩)

 星でランク付け

 8月中旬、大阪青山大学(大阪府箕面市)で、子供たちに排便の大切さを理解してもらおうという講座「食物繊維をサイエンスしよう・うんちで知る食物繊維の働き」が開かれていた。

 まず同大の海老原清教授(栄養科学)が便のもととなる食物繊維について、性質や排便との関係などを解説。続いて、食物繊維を豊富に含んだ特製の「オムライス」「ミネストローネ」などを調理実習。その後、自分のふだんの食事にどの程度食物繊維が含まれているか機器を使って計測し、食物繊維の含有量を星の数でランク付けした。参加した子供たちは「やった、おれ5つ星や」などと大喜び。最後は体育館で「うんちをたくさんするには腹筋を鍛えよう」と、2人組になって基本的な腹筋運動に挑戦した。

近年、子供の便秘が増加

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。