海老原教授は近年、子供の便秘が増えていると指摘する。「本来はしっかり食べていれば、トイレに腰を下ろすと自然に排便できる。ところが小学生になると、ダイエットに関心を持ち、きちんとした食生活ができなかったり、学校でトイレに行くのを恥ずかしがり我慢したりして、排便のリズムを崩しがちです」と話す。
和式が苦手
「日本科学未来館」(東京都江東区)で10月5日まで開催中の企画展「トイレ?行っトイレ!~ボクらのうんちと地球のみらい」でも、関連行事として夏休み中にワークショップ「親子うんち教室」が開催され、親子連れが参加。うんちと健康の関係や排便の仕組みなどを学んだり、腹筋を使う「うんちっち体操」にも挑戦した。