便秘増加…排便の大切さ、子供たちに うんち教室、絵本など続々 (2/4ページ)

2014.9.15 06:44

自分が選んだ食品にはどれだけ食物繊維が含まれているのか。食品サンプルを使って機器で計測する子供たち=大阪府箕面市の大阪青山大学

自分が選んだ食品にはどれだけ食物繊維が含まれているのか。食品サンプルを使って機器で計測する子供たち=大阪府箕面市の大阪青山大学【拡大】

  • 7月、日本科学未来館で行われた「親子うんち教室」=東京都江東区(NPO法人日本トイレ研究所提供)

 海老原教授は近年、子供の便秘が増えていると指摘する。「本来はしっかり食べていれば、トイレに腰を下ろすと自然に排便できる。ところが小学生になると、ダイエットに関心を持ち、きちんとした食生活ができなかったり、学校でトイレに行くのを恥ずかしがり我慢したりして、排便のリズムを崩しがちです」と話す。

 和式が苦手

 「日本科学未来館」(東京都江東区)で10月5日まで開催中の企画展「トイレ?行っトイレ!~ボクらのうんちと地球のみらい」でも、関連行事として夏休み中にワークショップ「親子うんち教室」が開催され、親子連れが参加。うんちと健康の関係や排便の仕組みなどを学んだり、腹筋を使う「うんちっち体操」にも挑戦した。

22%の児童が学校で「うんちしない」

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