「がんこ」のコンテストが熱い! 迫真の演技で接客係の対応能力を試す (4/4ページ)

2015.9.26 17:12

寿司和食の部で優勝した金海妙美さん(右)。おもてなしの心が光っていた=大阪市淀川区

寿司和食の部で優勝した金海妙美さん(右)。おもてなしの心が光っていた=大阪市淀川区【拡大】

  • 接遇コンテストの出場者=大阪市淀川区
  • 優勝が決まり、英語でスピーチする金海妙美さん=大阪市淀川区

 そんな逆風が吹き荒れるなか、同社は店舗を増やして、売上高も増加傾向にある。その秘訣は「ブランド力」といい、東川浩之社長は「お客さまに『また来よう』と思ってもらうには、各店舗、各社員がブランド力を高めることが大切。とくにお客さまの心に響く接客力がブランド力の差を生み出す」と話す。

 決勝大会では、よい笑顔のために毎朝鏡の前で「ウ、キ、ウ、キ」と発声して顔の筋肉を鍛えたり、インバウンド(訪日外国人)対策として英語を勉強するなど、接客係のさまざまな自己研鑽策も披露された。

 寿司和食の部では、大阪府岸和田市の「お屋敷・岸和田五風荘」の金海妙美(かなうみ・たえみ)さんが優勝した。

 金海さんは「一番大切なのはお客さまに喜んでいただくこと。自分を成長させてくれるこの仕事はまさに天職」と語った。接客係の女性たちのこんな前向きな姿勢が、がんこの成長を支えているのかもしれない。

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