欧州が起源とされるお祭りで毎年10月31日に行われる「ハロウィーン」に向けて、各社がその需要を狙う試みを打ち出している。外出して楽しめるイベントのほか、仮装のための衣装、ホームパーティーや女子会を狙った期間限定の商品を打ち出すなど消費者に懸命にアピールしている。
7日、オリエンタルランドは8日から11月1日まで行われる秋のスペシャルイベント「ディズニー・ハロウィーン」の開始に先立って、一部のイベントを報道陣に公開した。
東京ディズニーシーではディズニー映画の悪役たち「ディズニーヴィランズ」のキャラクターが来場者を楽しませるショーを開催。期間中は「クールで妖しいハロウィーン」をテーマに盛り上げる。一方、東京ディズニーランドでは仮装したディズニーのキャラクターが登場する「ハッピーハロウィーンハーベスト」の公演など明るく楽しい雰囲気で集客を図る考えだ。
仮装して街に繰り出す人も増えており、玩具大手のバンダイは、人気ゲームのスーパーマリオの主人公マリオに変身できる「変身スーツ」を5日から販売した。