大阪府枚方市の「マクドナルド枚方禁野店」で、フローズンドリンク「抹茶ラテフラッペ」に5ミリ前後のプラスチック片数十個が混入し、購入した女性が口の中を切るけがをしていたことが4日、日本マクドナルドへの取材で分かった。同社の店舗では今年に入ってから、商品への異物混入が相次いで発覚。2月に再発防止策を発表したにもかかわらず、異物混入問題が再び発生したことで、回復途上にある販売への影響は避けられない状況だ。
日本マクドナルドによると、女性は2日午後1時ごろ、家族3人で来店しドライブスルーで購入した。口に入れた直後に痛みを覚え、吐き出すと破片が見つかった。直後に店に戻り、店員と中身を調べたところ、数十個の破片が出てきた。店は同日中に女性に謝罪し、代金を返した。他の商品への異物混入は確認されていない。
異物混入が発生したのは、本格コーヒーを提供する「マックカフェ バイ バリスタ」併設店。抹茶ラテフラッペをつくる過程で、氷を砕くミキサーにプラスチックが混入した可能性が高いという。