最大の試練、「もんじゅ」の命運は？　正念場を迎えた原発銀座 (5/7ページ)

　しかし、国内には高速炉に関するノウハウを蓄積している組織が機構の他にないのも事実だ。勧告後には、電気事業連合会会長の八木誠・関電社長が「民間の電力会社には難しい」との見解を示している。

　与えられた猶予は、残り約５カ月。文科省がどのような結論を出すのか、注目を集める。

後続原発は

　県内の原発で、再稼働の後続と目されるのが、関西電力大飯原発３、４号機（おおい町）だ。２基は関電所有の中では最大規模のプラントで、規制委による審査が進んでいる。