たこ焼きの消費税8%?10%?「ルールはっきりして」…軽減税率、与党合意に早くも困惑 (2/3ページ)

2015.12.14 13:33

軽減税率適用の可否に関心が集まる、庶民の味「たこ焼き」=大阪市中央区の「わなか」黒門市場店(門井聡撮影)

軽減税率適用の可否に関心が集まる、庶民の味「たこ焼き」=大阪市中央区の「わなか」黒門市場店(門井聡撮影)【拡大】

 特に混乱の種となりそうなのが「外食」の線引き。たこ焼きやお好み焼き、ファストフードなどを持ち帰って食べた場合は、外食にあたらないのかどうか、現状では未定だ。

 「もし違いが出るなら、『持ち帰る』と言って安い8%で買っておいて、店内に戻って食べる人も出てくるかも…」。「たこ焼道楽わなか黒門市場店」の伊藤達也店長(28)はそんな予想もする。

 「外食じゃない」

 戸惑いは、修学旅行客らでにぎわう「京の台所」、錦市場(京都市中京区)でも同じだ。

 食べ歩けるよう、だし巻き卵などを串に刺して販売する「山元馬場(ばんば)商店」は魚介類などの生鮮・加工品を取り扱う。馬場節子さん(66)は「うちは持ち帰りが前提の加工品だ」といい、軽減対象になると考えている。

錦市場では、店頭などで食べることができる仕組みを取る店舗も増加

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。