特に混乱の種となりそうなのが「外食」の線引き。たこ焼きやお好み焼き、ファストフードなどを持ち帰って食べた場合は、外食にあたらないのかどうか、現状では未定だ。
「もし違いが出るなら、『持ち帰る』と言って安い8%で買っておいて、店内に戻って食べる人も出てくるかも…」。「たこ焼道楽わなか黒門市場店」の伊藤達也店長(28)はそんな予想もする。
「外食じゃない」
戸惑いは、修学旅行客らでにぎわう「京の台所」、錦市場(京都市中京区)でも同じだ。
食べ歩けるよう、だし巻き卵などを串に刺して販売する「山元馬場(ばんば)商店」は魚介類などの生鮮・加工品を取り扱う。馬場節子さん(66)は「うちは持ち帰りが前提の加工品だ」といい、軽減対象になると考えている。