日本マクドナルドは26日、日本人デザイナーが考案した店舗の内装デザインを採用した店舗を開業すると発表した。日本人デザイナーの採用は初めて。27日に開業する「マクドナルド 田端駅前店」(東京都北区)を皮切りに来年3月末までに4店舗で導入、それ以降に改装する店舗に順次広げていく。日本独自のデザインを採用することで、顧客により親しみを持ってもらうのが狙い。
国内店舗はこれまで、アジア太平洋・中近東アフリカ地域のマクドナルドで使う4種類の共通デザインから選定。店舗の内装は今後、この4デザインに加え、日本のオリジナルデザイン2種類の計6種類から選ぶ。
この日、12月4日のオープンに先駆け報道陣に公開した「同 中央林間駅店」(神奈川県大和市)の店舗内の壁にはハンバーガーやポテトなどをモチーフにしたデザインがあしらわれていた。
日本マクドナルドは2018年までに全体の9割にあたる約2700店を改装する計画。店舗開発部の佐藤弘樹部長は「立地に応じて日本独自の内装デザインを取り入れていきたい」と話した。