マツダ「RX-7」より前のモデルがあった!? ロータリーエンジンの系譜 (5/7ページ)

2015.12.13 07:20



 RX-7(FD3S型)

 1978年から続くRX-7。1985年にFC型へとフルモデルチェンジされたのですが、1991年には二度目のフルモデルチェンジが行なわれました。それが「FD」の愛称で親しまれるFD3S型「アンフィニRX-7」です。

 アンフィニとは、当時のマツダの販売チャンネルに由来するのですが、その後の販売チャンネルの見直しで「マツダ・RX-7」へと改名。エンブレムもお馴染みのマツダのロゴマークへと変更されました。

 搭載される13B型ロータリーエンジンにはシーケンシャルツインターボが組み合わされ、デビュー当時の性能は255psを達成し、パワーウェイトレシオは5kg/psを下回っていました。

 その後もピュアスポーツをコンセプトに出力の向上などが図られましたが、スポーツカー需要の低下や環境対策を理由に2002年8月には生産を終了。とはいえ、その流線的なプロポーションは10年以上が経過した現在でも目を引くほど鮮烈な印象を与えます。

「アンフィニRX-7」が販売されていた1995年。東京モーターショーにて…

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