29万8000円の“ミニジープ” 公道でも走行できる! (1/2ページ)

2015.11.29 07:04

名古屋市内の公道で「ビッグフォース」を運転するモガダム・ザンディ・メヘディさん

名古屋市内の公道で「ビッグフォース」を運転するモガダム・ザンディ・メヘディさん【拡大】

 名古屋市名東区の電子部品メーカー「JAPTEC」が排気量49ccのジープ型の小型四輪車「ビッグフォース」を5月から販売している。

 普通免許を持ち、車を市区町村役場でミニカー登録すれば、大人1人が乗って公道での走行も可能。価格は税別29万8千円で、約80台を販売した。

 長さ約2メートル、幅約1メートル。重さは約150キロ。軽トラックの荷台に積むこともできる。バイク用のエンジンを使用し、中国で組み立てている。

 同社は、イラン出身で24年前に来日したモガダム・ザンディ・メヘディさん(50)が2005年に創業。電子部品のプリント基板を自動車部品メーカーなどに販売していたが、08年に起きた金融危機「リーマン・ショック」で注文が激減したのが車両製造に乗り出すきっかけになった。

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