日産の国内販売は復活するのか? 昔を知る人間にとっては寂しい状況 (1/3ページ)

2015.11.21 17:12

西川廣人CCO(左)、Pepper、星野朝子専務執行役員(右)

西川廣人CCO(左)、Pepper、星野朝子専務執行役員(右)【拡大】

 4位に低迷する日産の国内販売

 「技術の日産が、人生を面白くする」

 日産自動車は10月20日、横浜市の本社で国内事業についての記者会見を開き、担当の星野朝子専務執行役員はこのキャッチフレーズを掲げ、「2位を目標にすると面白くない。絞ったセグメントで1位になる」と強調した。

 日産の国内販売は現在、新型モデルの投入が乏しいため、低迷していると言っていい。1~9月の販売台数を見ても、前年同期比13.4%減の47万台で、シェアも12%とトヨタ、スズキ、ホンダに次ぐ4位となっている。昔を知る人間にとっては、寂しい状況だ。

 同社が進めているゼロエミッション政策についても、柱の電気自動車(EV)「リーフ」がEVでナンバーワンであるものの、思うように販売を伸ばせていない。2011年6月に中期経営計画「日産パワー88」を発表した時、17年3月期までに世界市場で累計150万台を販売する計画を立てていた。しかし、現在は25万台で、目標の150万台は遙か彼方だ。

こうした日産の状況について、西川廣人CCOは次のように弁解する

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