日産の自動運転車、一般道をすいすい 試乗で感じたトヨタ車との違いと課題 (1/3ページ)

2015.11.4 06:35

日産自動車の実験車両は停止時に計器パネルが信号などの検知を知らせるカメラ画像に変わる=10月31日、東京都江東区

日産自動車の実験車両は停止時に計器パネルが信号などの検知を知らせるカメラ画像に変わる=10月31日、東京都江東区【拡大】

  • 一般道で自動運転できる日産自動車の実験車両=10月31日、東京都江東区

 トヨタ自動車に続き、日産自動車も報道陣向けの自動運転車試乗会を開いた。トヨタは高速道路だったが日産は一般道だ。歩行者や信号機のある一般道は高速道路より自動運転が難しい。だが後部座席に乗った記者は一般道をすいすいと走るクルマに感嘆。トヨタの自動運転も高速道路で体験したが、甲乙つけ難い技術水準に新たなクルマ社会の到来は近いと確信した。

 人の操作は2回だけ

 試乗会は10月31日、東京都江東区有明周辺の一般道約17キロで行われた。電気自動車「リーフ」を改造した実験車が走り出すと、運転手の操作で「ナビ自動運転に変わりました」と音声案内が流れた。

 クルマは法定速度の50キロ前後で順調に走行するが、運転手はハンドルから手を離してアクセルも使わない。車線変更も円滑で、ここまではトヨタとほぼ変わらない印象だった。

両社の大きな違いを感じたのが停止時だ

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。