RX-2
「RX-1」ではなく、「RX-2」からスタートというのはさておき。1970年に登場した初代「カペラ」がRX-2となります。搭載される12Aロータリーエンジンは120ps/16.0kgmを発揮し、最高速度は190km/hと当時の日本車としては異例の性能を有していたとのこと。そのほかにも1.6Lのレシプロエンジンを搭載するモデルも用意されていました。
RX-3
熱帯の草原地帯で有名な「サバンナ」を由来にもち、1971年に発売された「マツダ・サバンナ」の輸出名が「RX-3」でした。デビュー当初はセダンとクーペをラインナップしていましたが、1972年1月にはスポーツワゴン、そして同年9月には日本GP優勝車の市販版として「サバンナGT」を発売。
なかでも「サバンナGT」のロータリーエンジンは105psを発揮する10A型ではなく、120psを出す12A型が搭載されたほか、足回りも強化されており、当時圧倒的な強さを誇っていた「スカイラインGT-R」の連勝記録を止めたほどの実力派でした。