シャープな造形の「コスモスポーツ」とは打って変わって、ダイナミック感あふれる迫力のルックスは北米市場からの要求を汲んでのもの。インテリアの仕立てや充実の装備を備えていたことから、発売直後から日本でも人気があったと聞きます。搭載されるロータリーエンジンには13B型(135ps)と12A(125ps)の2種類がラインナップされていました。
RX-7
お次は「RX-6」と言いたいところですが、実はRXシリーズには欠番があります。それが「RX-6」です。正確な理由は明かされていませんが……。というわけで、お次は「RX-7」です。
1978年にRX-3こと「サバンナ」の後継モデルとして登場したのが「サバンナRX-7」です。デビュー当初、ロータリーエンジンは自然吸気のみでしたが、1983年のマイナーチェンジでロータリーターボエンジンを搭載。約1000kgの軽量ボディと相まった爽快な走りから、メイド・イン・ジャパンのスーパーカーとして話題となりました。
そんな「RX-7」は1985年に初のフルモデルチェンジを実施。「FC」の通称で呼ばれるFC3S型となりました。