【京都うまいものめぐり】
東寺やJR京都駅から徒歩圏の梅小路公園内にある「京野菜レストラン梅小路公園」。ガラス張りの店内からは、池のある回遊式庭園の四季折々の景色を一望でき、都会でありながら自然の中でゆっくり食事ができる憩いの空間だ。旬の京野菜を使った多彩な料理を朝から夜まで味わえるとあって、幅広い層から支持されている。
陽光が注ぐ高い吹き抜け、開放感あふれる大きな窓。まるで森の中にいるようだ。中央の大テーブル席は水槽を備えた「アクアテーブル」となっている。
朝はサラダが食べ放題のモーニングセット、昼はデリ(総菜)スタイルのランチ、夜はコースやアラカルト(単品料理)が楽しめる。いずれも京都府内産の京野菜を中心としたメニューとなっている。
サラダにお肉、みんなでシェア
まずは、ディナーメニューから人気の「大地のめぐみバーニャカウダ」(1800円)を。聖護院大根、金時人参(にんじん)、万願寺唐辛子などの京野菜をはじめ12種の野菜が盛られた皿は見た目も遊び心たっぷりだ。「土から掘り起こしたばかりの新鮮な野菜をイメージしています」とイタリアや都内のイタリア料理店で修業を積んだシェフの大塚明さん。