【京都うまいものめぐり】
クラフトビール人気が高まり、提供する飲食店舗が増えてきている。中でも、京都・烏丸にある「クラフトマン」は、25種類のクラフトビールを味わえるだけでなく、イタリアン出身のシェフによる洗練された料理が存分に楽しめるとあって異彩を放つ。ビールを1杯飲んで帰るもよし、思いっきり料理を堪能するもよし…。
四条通に面した「クラフトマン」は、オフィス街の中心で京都市営地下鉄・四条駅のすぐ近くという好立地。ガラス張りの店に入ると、壁面に25のタップ(ビールサーバーの注ぎ口)が並び、壮観だ。どの種類を飲もうか悩んでいると「まずは『3種類飲み比べセット』(1500円)はいかがですか」とシェフの西川文啓さんに薦められた。
小サイズのグラスで供される3種類は日替わりで、この日は「ゴールデンエール」(南信州ビール)、「アルト」(京都麦酒)、「マンデリンフレンチコーヒースタウト」(伊勢角屋麦酒)のセット。
「あっさり系、濃厚なテイスト…とバランスよく選ぶようにしています」と西川シェフ。クラフトビールだけでなく、ウイスキーやワイン、カクテルなども豊富にそろえているという。