《暗殺は、毎年夏、共産党の元高級幹部ら長老や、指導部の主要幹部が河北省の避暑地・北戴河に集まり、重大政策や人事を協議する「北戴河会議」の開催に的を絞り謀議された。党指導部主要幹部は帰途に天津市を訪れ、会議での差し障りのない決定事案を発表する。そこで、天津に向かう党主要幹部が乗る列車を爆破せんと試みた。が、突如日程が変更された。暗殺計画が漏れたのだ》
《漏洩後の8月12日、天津港湾地区・国際物流センター内の危険物専用倉庫で世界を震撼させた超弩級の爆発が起きる。列車を爆破すべく準備した爆発物を証拠隠滅目的で全て爆破したのが真相だ》
《倉庫を保有する企業の実質的総責任者は、習氏の政敵にして先々代国家主席・江沢民氏(89)の腹心の親族で、腹心一族の関与も取り沙汰されている》
米国の華人向けテレビや香港の民主派系メディアも、習氏が2013年の就任前より、複数回の暗殺に遭ったと報道。毒殺未遂の他、12年の北戴河会議でも、会議室に時限爆弾が仕掛けられていたという。