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素材生かした南仏伝統の味 ラ・ターブル・オ・ジャポン (3/4ページ)

2015.8.13 16:00

メーンの「京都ポークとワイルドライスのうすパイ包み焼き_黒酢とハチミツの香りと」は京都産の豚をパイのバートプリックで包んだ一品。パリッとしたパイとコリコリとした豚の耳や豚足の食感が楽しい=2015年7月28日、京都市下京区(寺口純平撮影)

メーンの「京都ポークとワイルドライスのうすパイ包み焼き_黒酢とハチミツの香りと」は京都産の豚をパイのバートプリックで包んだ一品。パリッとしたパイとコリコリとした豚の耳や豚足の食感が楽しい=2015年7月28日、京都市下京区(寺口純平撮影)【拡大】

  • 高価な貴腐ワインにフォアグラを漬け込み1週間熟成させた「ソーテルヌに漬け込んだフォアグラのエスカロップ_パテ・ド・カンパーニュのグリエ添え」。濃厚なフォアグラに爽やかな酸味と甘さが加わり、フォアグラが苦手な人にも好まれているという=2015年7月28日、京都市下京区(寺口純平撮影)
  • わさびを刻んで爽やかな香りをつけた「わさび風味のサーモンのパヴェ_コルシカ島のビネガー」。厚切りのサーモンにたっぷりの野菜が敷き詰められ、オープン以来人気の前菜の一品。メニューはすべてディナーコースのメニューB(5990円)から=2015年7月28日、京都市下京区(寺口純平撮影)
  • トウモロコシの甘さとサラミのしょっぱさが際だつ「トウモロコシの冷たいスープ_イタリア産クレモナサラミとプロヴァンスのトリュフと」。添えられたバケットは長時間低温熟成発酵させて作る「ブランジュリーマッシュ京都」のフランスパン=2015年7月28日、京都市下京区(寺口純平撮影)
  • 迎公彦シェフの故郷である長崎の夏みかんが使われた「夏みかんとパンナコッタのプティポ_カルダモン風味」=2015年7月28日、京都市下京区(寺口純平撮影)
  • ブルーと白で統一された店内は南仏のイメージ=2015年7月28日、京都市下京区(寺口純平撮影)
  • 古い民家を利用した外観=2015年7月28日、京都市下京区(寺口純平撮影)
  • 「気軽な雰囲気の中でフレンチを楽しんで欲しい」と話すオーナーシェフの迎公彦さん=2015年7月28日、京都市下京区(寺口純平撮影)

 「ぼく自身、食べることが大好きなので、自分が満足できるだけの量を提供しています。革新的な技法を用いる実験的なフュージョンのフレンチではなく、素材をこねくり回さず、生かした南仏に根付いた伝統的な料理を心がけています」と迎シェフ。

 甘さと塩気、一皿に

 新たな料理を考えるときは、取引業者の人に相談を持ちかけることも多く、食材探しの一助をお願いしているそうだ。

 そうしてできあがった一皿が「トウモロコシの冷たいスープ イタリア産クレモナサラミとプロヴァンスのトリュフと」。サマートリュフがふんだんに散りばめられたスープはコーンの甘さと、つぶつぶが口に残る。サラミを口にすると強い塩気が感じられ、甘さとしょっぱさが口の中で調和をかもしだす。

 「食感も味の一つでしょう。このスープに合う食感と肉の味わいとの余韻に浸れるサラミを探していたんです。自分ひとりの力では、この一皿は完成しませんでした」

ガイド:ラ・ターブル・オ・ジャポン

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