「サーモンのマリネと雲仙トマトのアグロドルチェ_イチゴドレッシング」は厚切りされたサーモンと、今が旬を迎える雲仙トマト、小カブなど季節の野菜の恵みを味わえる=2015年4月20日、京都市中京区(志儀駒貴撮影)【拡大】
【京都うまいものめぐり】
京都市の閑静な住宅街にあるイタリアンレストラン「クチーナイタリアーナ東洞」。100年前の町家を改築したレストランは、1階はカウンター6席、2階は床の間がしつらえられたテーブル10席という大人の隠れ家的雰囲気。大きな梁(はり)や雰囲気のあるしつらえは、京ならではのみやびな雰囲気に浸ることができる。
春の恵みイチゴの甘酸っぱさ
ランチとディナーはともにコース仕立て。季節感を取り入れた料理は水谷健太シェフの感性がふんだんに生かされている。
「前菜はコースの始まりを盛り上げてくれる重要な存在。ちょっとした遊び心や驚きを取り入れるように心がけていますのでバリエーションも豊富。これから暑くなる季節ならではの酢を使った前菜がおすすめですよ」と水谷シェフ。
シェフおすすめの冷前菜「サーモンのマリネと雲仙トマトのアグロドルチェ」。アグロドルチェとは甘酢を使ったイタリアの調理法のことを指すそうだ。