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【独エルマウサミット】G7開幕 南シナ海情勢など協議 首相、対中包囲網へ欧州引き込み (3/4ページ)

2015.6.8 08:30

主要国首脳会議(サミット、G7)に先立ち、報道陣に向かって手を振る首脳たち。左から安倍晋三(しんぞう)首相(2人目)、バラク・オバマ米大統領(4人目)、議長を務めるアンゲラ・メルケル独首相(5人目)らの顔がみえる=2015年6月7日、ドイツ・エルマウ(AP)

主要国首脳会議(サミット、G7)に先立ち、報道陣に向かって手を振る首脳たち。左から安倍晋三(しんぞう)首相(2人目)、バラク・オバマ米大統領(4人目)、議長を務めるアンゲラ・メルケル独首相(5人目)らの顔がみえる=2015年6月7日、ドイツ・エルマウ(AP)【拡大】

 ≪首相、対中包囲網へ欧州引き込み≫

 7日にドイツ南部エルマウ城で開幕した主要国首脳会議(サミット、G7)で、ウクライナ情勢と並び注目を集めるのが中国による南シナ海での岩礁埋め立て問題だ。

 安倍晋三首相は、バラク・オバマ米大統領(53)とともに「国際法を無視した行動は許されない」と問題提起し、中国寄りの姿勢が目立つ欧州の首脳とも中国非難の「共通の価値観」構築を狙う。

 「結束を示したい」

 「日本はG7唯一のアジアの国だから、アジア情勢についてもしっかりと議論したい。その上で、G7の結束を示すサミットにしたいと思う」

 安倍首相は5日、今回の外遊出発に先立ち、羽田空港で記者団にこう語った。「アジア情勢」の一番の念頭にあるのが中国問題だ。

 中国は南シナ海のスプラトリー(中国名・南沙)諸島で大規模な埋め立てを進めており、中国人民解放軍幹部が埋め立ては軍事目的であることを公言するようにもなった。中国の野心的な試みに対する国際社会の懸念の高まりを受け、以前から尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺への中国の海洋進出に対し脅威を訴え続けてきた安倍首相への共感は広がりつつある。

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